昆虫観察会をしました

年長組は、東京大学果樹園跡地で昆虫観察会を行いました。

講師は、めぐみ幼稚園の卒園生の保護者で、『日本の昆虫１９００』（文一総合出版）を出版している槐 真史（えんじゅ まさし）さんです。

子どもたちは虫のことならなんでも知っている虫博士に会えると知って、「聞きたいこと考えておかなきゃ！」「僕はカブトムシのこと聞こう！」ととても楽しみにしていました。

はじめに、大きな網を使って、槐さんが桑の木の上にいる虫を捕まえて見せてくれました。網の中には、普段なら気にも留めないような小さな虫も入っていて「おっ、これはなかなか珍しいんだよ」と・・

みんなでのぞき込むようにして虫を観察し、図鑑で説明してもらいました！

お話を聞いた後は虫探しスタート！

「木の上にも何かいるかな？」

虫を捕まえた後は、槐さんがその場で名前や生態を解説してくれました！

「トンボはね、こうやって持つと羽根を傷つけないよ」

「もっとよく見たい時は、こうやってそーっと袋に入れてあげると夕方くらいまでは元気でいられるよ」

質問コーナーでは、子どもたちの質問にさまざに答えてくださり、今まで知らなかったことをたくさん知ることが出来た時間になりました！

自然の中で、木、草、昆虫に触れて、好奇心がさらに広がりました！

槐さんの著書「日本の昆虫」が７月に改訂され１９００種類になりました。

載っている虫たちは全て生きた状態で撮影されたもの。普段に近い姿が見れるポケット図鑑になっています！

今回の改訂に、２年前に二宮めぐみ幼稚園の年長児が観察会の際に見つけた昆虫も掲載されました！